メール配信の比較の仕方を分かりやすく解説したページです。
メール配信内容のいろいろ
コンシューマをユーザとするインターネットショップではメール配信業務は欠かせないと思います。
一口にemailを配信すると言っても多種多様な内容、方法がありますね。
内容の視点からショップの配信するemailを考えると、まずは商品紹介などの販売促進のemail、メールマガジンに代表されるショッ プのホームページへの誘導のきっかけとするemail、セールやバーゲンの周知email、その他イベント情報、などなどでしょうか。
その中でも、セール ス的な効果が高い方法としてメールマガジンがあげられます。
携帯電話のメールマガジンがきっかけでホームページにアクセスしたという人は全体の85.9% を占めており、メールマガジン購読者のホームページへの反応はかなり高いわけです。
しかしその反面、90%を超える購読者がメールマガジンの解約経験があ るそうです。
理由は二つあり、“広告が多すぎ”ということと、“メール配信頻度やタイミングが悪い”というものです。
広告を嫌がっているわけではなく、多 すぎる、というのが問題のようです。
確かに、興味のあるメールマガジンの記事が読みたいのに、広告ばかりで記事の内容が少なく、内容も浅くなっている例は ありますね。
どこまでスクロールすれば記事に到達するのか・・・などと考えてしまうメールマガジンもあります。
ホームページへの誘導手段である以上、広告 があるのは仕方ないことですし、ユーザもそれは認識しています。
しかし、たくさんアクセスが欲しいからと言ってバランスを失うとユーザは去っていくので す。
昔の人は“商いは牛のよだれ”と言って、“細く長く”が、商売の成功の秘訣だと言われています。
インターネット時代になってもそれは変わることはあり ません。
なぜなら、それは、ハードとソフトが人間の気持ちに答える形で変化するのであって、人間の気持ちが変化するわけではないからです。
ですからメール マガジンも人間の心に答えることが大切なのです。
メール配信のタイミングはユーザの生活リズムを考えるべきでしょう。
朝方とか夜は避ける。
自分が受信した くないと思う時間は多くの人が受信したくないと思うものです。
メール配信機能のいろいろ
配信するemailの種類が多く、受信者であるユーザの数や傾向が多ければそれはそのままニーズとなります。
ニーズはメール配信機能へ反映することになり ますから、機能も多種多様となっています。
まずはステップメール機能です。
これは、emailを指定したタイミングであるルールに則って配信するという機 能です。
タイミングとは日付、時間などのことです。
また、ルールとは、ユーザの商品購買状況など、特定のユーザ状況に応じて、配信するemailの種類を 変化させることです。
これをシナリオと言います。
シナリオが多ければそれだけ多くのユーザ状況に対応できるわけで、顧客満足度の上昇にもつながります。
メールマガジン自動配信機能があると自動的にメールマガジンが編集され、配信されます。
メールマガジンのネタなど苦労する部分を引き受けてくれるので便利 な機能です。
また、エラーアドレスを自動的に処理してくれる機能もあります。
携帯メールやフリーメールなどはメールアドレスをよく変更したりするもので す。
メール配信の場合、これらも配信するとネットワークの負荷になります。
また、携帯キャリアの会社によっては“大量のエラーアドレスを送信しないでくだ さい”と注意書きがある会社もあります。
それに反した場合はスパムメールとしてブロックされる恐れがあります。
そのようなエラーメールを配信リストから自 動的に削除するのでブロックされてしまうリスク回避や削除する人的工数の手間を省いてくれるのです。
また、統計機能はHTMLメールの開封率を集計した り、クリック数を集計したりします。
これは、売れ筋商品がわかるばかりか、クリック数が多い場合、人気メールマガジンと一般に認識され、広告掲載などの依 頼も来る可能性があります。
広告収入もクリック数によって上がりますのでサブビジネスの可能性としても検討材料になります。
また、HTMLメール作成機能 はHTMLエディタで簡単に装飾を施したHTMLメールが制作できるというものです。
ホームページのようにカラフルで綺麗なメールになるので、ユーザの視 覚にうったえかけ、アクセス数も向上するでしょう。
メール配信機能比較
さて、これらの機能が揃っているサービスを探すのは大変です。
比較すると、メール配信はするが、ステップメールの機能が無いものや、ステップメールの機能 はあるがメール配信数に制限があるサービスもあります。
また、登録アドレス数に制限があると、将来的にユーザ増大に対応できないのではないかと不安になり ますね。
また、エラーメール自動処理機能になるとサービスを提供している事業者はかなり絞られてきます。
また、BCP(ビジネス継続性計画)を考える ショップならば、バックアップは必須でしょう。
定期的かつ自動的にしてくれるのならそれに越したことはありません。
さらに、昨今のスパムメールの影響によ るメール到達率の低下にも対策を施していてもらいたいものですが、これもサービス提供会社により差があります。
クリック率の測定は提供している会社が多い ですね。
各社サービスのおいしいとこ取りができれば良いのですがそうもいきません。
しかし、これらの機能を網羅したサービスがあります。
それはNEOです。
機能の網羅性としてはメール配信サービス各社と比較してもトップクラスと言えるでしょう。
しかも、さらなるメリットとしては、コストパフォーマンスが 高い、つまり安価であるということではないでしょうか。
VPS-NEOはVPS形式なので利用者がサーバなどのハードウェア設備を持つ必要がありません。
NEOの物理サーバを論理的に複数にセパレートし、そのうちの一つをユーザに割り振るという形態です。
論理サーバなので安価に提供できるわけですね。しか し利用者はそれを意識することはまったくありません。
あたかも自分専用のサーバのような感覚で利用できるのです。
また、ASP形式でもありますのでメール 配信ソフトウェアでさえも購入する必要は無いのです。
つまりパソコンとインターネット接続環境だけあればよいのです。
これはイニシャルコスト的にも、維持 メンテなどのランニングコスト的にも他のサービスと比較して優位な位置にあると言えます。
ASPとVPSの組み合わせでコストパフォーマンスを極限まで高 めたシステムなのでかなりおすすめです。