メールシステムについて

2012年7月18日

メールシステムを分かりやすく解説したページです。

メールシステムの発展

今やemailはコミュニケーションの手段としてなくてはならないものとなっています。

インターネット登場以前は、“パソコン通信”(懐かしい・・・)と言って利用者同士で文書のやり取りをしていました。

しかし、だれとでもやり取りが出来たわけではありません。


あくまでも、そのパソコン通信サービスの加入者同士でしかやり取りできませんでした。

別のパソコン通信サービスの加入者とはやりとりできないわけですね。

しかし、インターネットが普及し、ネットワークがブロードバンド化するにあたり、パソコンユーザも劇的に増加しました。

そしてemailの利用も増加したのです。

しかしそれだけではありません。

次に携帯電話が普及するにあたり、SMSと方式でメールが送受信できるようになります。

SMSとは、電話番号に向けて短文が送信できるタイプのemailです。

日本語であれば70文字まで送信できます。

その後、iモードや、EZwebなど、携帯電話もインターネット環境が利用できるようになり、異なるキャリ ア同士でも、またパソコンなどからもクロスラインでemailのやり取りが出来るようになったのです。

しかし、movaなど2G携帯電話の受信テキスト数 は500文字で、長文のやり取りに不安がありました。

よく文章の最後の肝心なところでプッツリ切れているようなemailを受信した経験を持つ人も多いと思います。

そして、時代は3Gとなり、FOMAでは文字制限数5000文字となってかなりの長文でも受信できるようになったのです。

そして、スマートフォンが登場しました。

これはメール送受信にiモードやEZwebなどの環境を使いません。

各社専用のISPなので文字数制限も無くなったのです。

それによっ てパソコンとほぼ同様のemailのやり取りができるようになりました。

一例をあげると…NTTdocomoのmoperaの場合、メールボックスの容量 は50MB、メールの送受信の最大サイズは5MBとパソコン相手emailやりとりでも何の遜色のないサービス内容になっています。

そのように、emailは発展し、事業者にとっても個人もなくてはならないツールとなったのです。

メールシステムの仕組み

メールシステムを簡単に説明すると、SMTPと言われるサーバとPOPと言われるサーバで構成されています。

パソコンやスマートフォンでメールの設定をするとき、SMTPやPOPのIPを指定する箇所がありますよね。

いわゆる、どのサーバでemailをやり取りするか設定しているわけです。

SMTPサーバ の機能はemailの集信です。

つまり、SMTPサーバに送られてきたemailを利用者の私書箱に格納します。

そして、次は宛先のサーバに送ります。

POPサーバは私書箱に受信したemailを宛先である利用者に送信するのです。

例えるならば郵便ポストから郵便局に集める郵便局員がSMTPサーバで、 郵便物を配送先に届ける郵便局員がPOPサーバですね。

また、IMAPと言って、利用者のパソコンに配信せず、emailの実態をサーバに置いたままの方 式もあります。

例えるならxx郵便局止めという方式です。

受信者は見たいときにIMAPにアクセスして利用するわけです。

さて、メールシステムを利用する には、メールアドレスが必要です。

メールアドレスは頭にローカルパート、@を挟んで次にドメインで構成されています。

ローカルパートは他の人とメールアド レスが重複しない限り利用者が自由に設定できますが、ドメインはISPや携帯電話キャリアなど接続業者によって決められています。

ローカルパートは64文 字以内、ドメインと合わせて256文字以内でメールアドレスは構成されますが、携帯電話ではローカルパートについて別の制限があります。

NTTdocomoでは3文字以上30字以内、1文字目は英字のみ、ピリオドの連続は不可、@直前のピリオドも不可などです。

ソフトバンクモバイルでもほ ぼ同じ制限ですが、auは少々状況が異なります。

文字数制限は30文字でピリオドの連続も@直前のピリオドも許容されています。

あまり見ないメールアドレ スなので、使い方によっては、スパムメールなどの迷惑メール対策としては有効なのではないでしょうか。

このように携帯電話キャリアによっては制限にも工夫 をこらしているようです。

メールシステムの発展と利用

コミュニケーション手段としてのemailはこのように発展し利便性が高まるにつれ、利用者も比例して増大してきました。

現在はケータイ時代とも言われ、 携帯電話の契約数は1億2千万を超えています。

すると、ビジネスでも利用する流れが発生しました。

つまり、インターネットショップを経営している事業者はemailを通じて商品の宣伝をしたり、またメールマガジンを通じてショップのホームページにアクセスしてもらったりして集客し、売上を向上させるのです。

これはB2C向けのeビジネスの一環であると言えるでしょう。

しかし、それとともに、スパムメールと言われる迷惑メールも膨大な数に達し、email 全体の97%を占める状況に至ります。

それに対応するため、各携帯電話キャリアやISP接続業者たちは利用者を守るべくスパムメールのブロックをかける等して対応しています。

しかし、ブロックされた中には、優良事業者もおり、emailの到達率が低下するという事象を招いています。

そのような状況の中で、 B2Cを展開するインターネットショップはemailをユーザに届け、売り上げを向上しなければならないのが現状なのです。

しかし、到達率が高いショップ もあります。

それは、メール配信の事業者の選択をしっかりとしているからだと考えられます。

つまり、大量メール配信にも対応できて、email到達率の高 いサービスです。

また、ショップがユーザにemailを送信する場合、単純ではありません。

顧客層やユーザの購買状況によって配信するemailの内容を 変えなければならないので、そのようなステップメール機能もメール配信サービス業者に求められるものです。

それらのシステムを完備したサービスでおすすめ なのはNEOです。

ステップメール機能はもちろんのこと、email到達率を向上するため、VPSを採用しており、ショップに独自IPアドレスを割り当て たり、サーバの負荷を軽減する自動負荷コントロール機能、また、大量メールをゆっくり配信することで携帯電話メールへの到達率を向上させる、ゆっくり配信機能もあり、emailをとりまく現在のネットワーク事情に対して技術的に対応していて、NEOは信頼できると言えるでしょう。NEOのメールシステムを 利用してみてください。

 

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