メール・デコメを分かりやすく解説したページです。
デコメール登場!
最近、携帯電話に送られてくるメールが妙にきらびやかになってきました。
mova時代の携帯電話は受信制限があったので、携帯メールに画像を送るというも のはほとんどありませんでした。
今改めて調べてみると、文字を組み合わせて絵のようにみせたり、格子のように“『”を組み合わせて目立つようにしたりと涙 ぐましい工夫のあとが見られます。
顔文字もその一種ですよね。
時代は3Gとなり、movaからFOMAに移行すると、デコメールが出現し、携帯メール文化 は一気に花開きました。
ともかくカラフルになり、簡単なアニメーションまで送信できるようになったのです。
これだけでもスゴイのに、画像を挿入したり、文 字に色までついています。
こうなるとこの小さな画面に必要なのかとも思いますが、それはパソコンユーザの認識でしょう。
つまり、携帯ユーザとパソコンユー ザの感覚は違うのです。
パソコンユーザは、それなりに大きな画面でカラフルな画像を普通に見ているので、携帯のデコメールを見てもそんなに引き寄せられる ことはありません。
しかし、パソコンを使用していない携帯ユーザはかなりの感動があるようで、携帯電話が3Gになった瞬間、弾けたように絵文字やデコメー ルが多く送信されるようになりました。
さて、インターネットショップはこの状況をチャンスと受け止めているようです。
つまり、デコメールを使用してメール マガジンや商品紹介のemailを配信すれば集客できるわけです。
まずユーザの興味を引いてもらい、そこからショップのホームページにアクセスするきっか けとする。
それがインターネットショップの集客スタイルのスタンダードになりつつあります。
ただ、デコメールは通常の文字に比較して容量は大きいです。
つ まりパケット料が発生し、その負担は受信側、つまりユーザなのです。
あまり大きな容量のデコメールを頻繁にメール配信すると、せっかく集客したユーザも 去っていく可能性があるので注意が必要です。
デコメールは有効か
デコメールはもちろん有効です。
しかし、当然使い方によるのは言うまでもありません。
メールマガジンにデコメールを使用し、購買意欲を高めることが最近の トレンドです。
やはり女性に受けるような安心色を使ったパステル調の背景色に、きらびやかな点滅のような装飾を加えると反応が良いようです。
また、ユーザ が興味ありそうな商品画像を挿入するとなお効果が高いと言われています。
つまりデコメールがあるのと無いのではクリック率が格段に違うのです。
しかし、 emailの内容に入力する項目が多いと、ユーザはショップのホームページまでは来てくれません。
例えば、メールアドレスの入力とか、IDとか、パスワー ドとかの類です。
パソコンユーザからすれば普通ですが、携帯電話は一つのキーにいくつもの文字の入力があり、何回も押すか、文字種をシフトしなければなら ないことが多いので負担になります。
文字キーの操作を求めると集客できない傾向のようですから、なるべく避けるべきでしょう。
とはいえ、携帯電話の契約 数、1億2千万を考えれば、お店にとって越えなければならないハードルがあったとしても、それを乗り越えるだけの効果は期待できるのです。
現在、携帯電話 でインターネットショッピングを利用している人は、20代の女性が中心です。
コスメ、アクセサリー、洋服などの分野の販売が伸びています。
これらのショッ プのメールマガジンはやはりデコメールが多く使われています。
また、デコメールはユーザインターフェース的視点から見ても優れている部分があります。
画像 やイメージを前面に押し出しているので、テキストを読む手間が省ける、ということでしょう。
感覚的に商品の内容を理解してもらうことができるので、短い時 間でイメージを伝え安いわけです。
パソコンユーザより、携帯ユーザの方が購入を判断する意思決定が早いと言われていますので、情報の提供側もそれに合わせ た提供のしかたをする必要があるのです。
それに適している手段がデコメールと言えます。
デコメール配信の実現
デコメールのメリットは画像、色、を使ったデザインでユーザの興味を引いてもらうことにあるのです。
例えば、書籍でも文字だけのものより、絵があって説明 された方が理解は早いですし、興味がわきますよね。
元来人間は色や形、動きに興味を持つ動物なのです。
しかし同時に容量が大きいというデメリットもあります。
パケホーダイなどを使っていない限り、ユーザがパケット料金を支払うわけです。
ちなみに、手元の携 帯電話のデコメールの容量は画像無しで大体10kb程です。
1kbは半角で1024文字ですから10kbはテキストで言うと10240文字にもなります。
400字原稿用紙26枚ぐらいの量ですね。
画像ありならばその3倍以上の容量のパケット通信料をユーザに負担していただくことを充分に意識してショップ側 はメールマガジンを配信しなければなりません。
さて、実際にデコメール入りメールマガジンを配信するにはどうしたら良いのでしょうか?
まずはソフトなどを そろえなければ・・・と考えたショップの経営者は少し待ってください。
今はVPS形態のサービスを利用するのがおすすめです。
VPS-NEOというステッ プメール配信のサービスが良いでしょう。
いわゆるVPSという形式のサービスなのでショップはサーバーを持たない形で利用できるというものです。
“なんだ それは”という声が聞こえてきそうなので、もう少し深く説明すると。物理的なサーバーはNEOで初期設定してくれます。
それは、サーバーの仮想空間技術で 論理的にセパレートしてあり、その仮想サーバーの一つをショップに割り当てるというものなのです。
ですから、ショップはサーバーを借りたりする必要は無 く、ショップのパソコンからインターネットを通じて接続するだけなのです。
面倒な作業は一切ありません。
現在はこのようにソフトウェアを購入する必要が無 く、イニシャルコストやランニングコストを最小限に抑える事が出来るサービス形態があるのです。
もちろん、携帯電話へのメール配信にも対応しているので、 現在のインターネットショップのトレンドに乗り遅れることはありません。