メールaspについて

2012年7月17日

メールaspを分かりやすく解説したページです。

aspとは

昨今ITサービス市場をにぎわしているサービス形態があります。

aspがその一つです。

aspとは、Application Service Providerの略語で、ソフトウェアを格納したサーバーに利用者がアクセスする形式でソフトウェアを利用するというものです。

このような形態のサービ スは旧来の汎用機と呼ばれるレガシーシステムでは一般的なサービスで、まだコンピュータネットワークが発展していなかった1980年代以前では汎用機が設 置してある場所に利用者が来てJCLと言われる言語を使い、ソフトウェアのパラメータを設定することにより機能を利用していました。

つまり、ネットワーク を介して処理をするよりも、コンピュータの設置してある場所に行った方が早かったのです。

ローカルで処理を流す方が処理プライオリティの高い設定のOSが 多かったのも一因です。

今では信じられない話ですがaspの原点はそのような形でした。

さて、ネットワークがアナログのTEL網からデジタル9600回線 へ、そしてISDN、ブロードバンドと進化してきました。

ブロードバンドが始まると回線速度が劇的に早くなり、また定額制により一般ユーザへの普及が加速 されていきました。

それまではISPの接続はなんと、従量制が普通だったのです(これも信じられないでしょうが・・・)。

さて、ネットワーク環境が良くなる と、2000年以降爆発的にITサービスの種類が増加していきます。

その中の一つがaspというサービスです。

それまでは、サーバーやパソコン(昔はマイ コンと言っていた)にソフトウェアをインストールして利用するか、または処理したいソフトウェアを自分で設計し、Basic言語で作っていた(!)のです が、今や高速ネットワークを介してパソコンからaspに接続してインストール無しで利用できるようになったのです。

ですから近頃はめっきりサーバーの姿を 見ることも無くなりました。

aspのサービス形態も多様化しており、財務会計(ERP)、コール系マネジメント(CRM)、営業支援システム、人事管理シ ステムなど、aspだけで一つの会社の大概の社内業務アプリケーションが揃ってしまうほどです。

aspサービスの目的

さて、そのようにaspが爆発的に増えたのはなぜでしょうか?

その大きな背景にはバブル崩壊という大きな流れに関係があります。

バブルが崩壊すると各企業 はリストラに走ります。

誤解の無いように前置きすると、リストラとはRestructuringの略ですから、再構築、という意味です。

しかし、再構築の 手段が従業員を解雇してランニングコストを削減することだったので、今では懲戒以外の理由でクビになることと同義語になっています。

つまりは解雇をごまか す経営者の言葉なのです。

そして、ターゲットとなったのが社内業務の従業員です。

つまり、財務会計、総務、人事などの従業員を最低限残し、今まで事務員が 袖まくりして作成していた財務諸表などはコンピュータに移管されることになったのです。

しかし、その時点でサーバーと言われる小型高性能のコンピュータは 存在していたものの、まだまだ普及していませんでした。

オフコン(死語)と言う中型のオフィスコンピュータを社内に設置して業務処理をしていたわけです。

しかし、従業員に給料を支払うほどではないものの、その維持メンテにもコストがかかります。

オフコンのメーカとも契約しなければなりません。

その点、 aspは会社側にサーバーやオフコンは必要ありません。

そのオフコンさえもリストラの対象となるに至って、今までオフコンに任せていた処理はaspのサー ビスに移管する企業も増えて行きました。

するとそのオフコンも必要なくなり、コンピュータの維持費の節約という目的も果たせたわけです。

もちろん、asp のサービスに自社業務が合わない会社もありました。

それがaspの弱点といえば弱点なのですが、利用者独自業務などの詳細なカスタマイズの対応にはやはり 限界があるのです。

一つの利用者に対応してしまうと他の利用者のユーザビリティにも影響が出てしまう可能性もありますし、ソフトウェアの改造も必要になっ てしまいます。

つまり利用者はaspの提供するパラメータ内で業務を動かさなければなりません。

それが難しい会社はC/Sシステムを導入して独自のシステ ムを構築したわけです。

ステップメールとasp

ホームページが営業支援業務の一環として注目され、本格的に販売窓口なるのもやはりブロードバンド以降ではないでしょうか。

それまでもネットショッピング は存在しましたが一部の企業だけでした。

なにせ回線速度が遅く、画像がなかなか表示されない状態であったので無理もありません。

しかしブロードバンドが普 及すると一気にインターネット通販は増加します。

それとともにお店側とユーザとの間でemailでのやり取りが増え、emailでの商品紹介も増えまし た。

さらに拍車をかけたのが携帯電話の普及です。

2000年ごろはNTTdocomo(当時はNTT移動通信網株式会社、ドコモは社内での通称)の契約数 は3000万に届こうとしていました。

そのユーザに向けて販促のemailを配信していたお店も増えたのです。

しかし、当時はまだmovaでしたからデコ メなどは無く、文字数も少なかったので、心に響くような販促メールは無かったように思います。

やはりFOMAの出現と携帯電話全体の契約者が1億2千万を 超えるに至りeメールマーケティングの中心にメルマガが占めることになったように思います。

さて、そのように発展してきたメールマガジンの配信もaspが 担うことが多くなってきています。

aspの本来の目的は、“利用者にサーバー機器やアプリケーションの設備を不要とさせ、初期投資コストやランニングコス トを軽減させる“ことにあります。

それにより初期投資や機器に維持管理費用を抑え、利用者はコア業務に専念できるわけです。

それはバブル崩壊やリーマン ショックの影響で不況にあえいでいる日本の企業にとって救いとなるわけです。

asp形式でのメールマガジンの配信方法としてトレンドなのはステップメール という方法です。

利用者がメールを数回にわけ、かつタイミングを設定するとそれに従ってemailを自動的に送信するというソフトウェアです。

また、シナ リオと言ってユーザの購買状況や属性によってemailの内容を変化させる機能もあり、ユーザにマッチし、しかも飽きさせないようなメールマガジンを配信 することが可能となっています。

その中でもVPN-NEOというサービスはコストも安く月々500円から利用できます。

メルマガや携帯電話対応など機能も 充実しているのでかなりおすすめです。

到達率も良く、セキュリティーも万全です。

是非一度試してみてください。

 

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