SPF,DKIM,DMARC対応(VPS-NEOのみ)

2014年5月26日

SPF、DKIM、DMARCとは、メールに関する認証システムのことです。
これがあることで、メールの正当性などが認証され、ひいては到達率のアップに寄与します。
使用するためにはVPS-NEO設置サーバでメールアドレスを発行(作成)し、
From(発行者のメルアド)に設定する必要があります。

ひとりにひとつ、専用のサーバとドメインを利用して配信を行う
VPS-NEOならではの、メールの到達率をあげるためのひとつの有効な手段になります。

メールアドレス作成/管理ご利用マニュアルはコチラ

【VPS-NEOでFromの設定手順】
トップページ、メルマガ一覧から希望のメルマガページを開き、
左メニュー「メルマガ設定」→「基本情報」のページから、
「発行者メールアドレス」を作成したメールアドレスに変更します。
基本情報の変更

【作成したメールアドレスに届いたメールを読むには】
詳しくはこちらのマニュアルの「● メールの送受信の設定 ●」を参照してください。

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SPFのチェック方法
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SPFが正しく設定されているかどうか確認する手順は下記となります。
※設定は当社が納品前に行っております。

(1)
http://www.kitterman.com/spf/validate.html

にアクセスする。

(2)
spf1

[Domain name] にドメインを入れて、Get SPF Recordボタンを押す。

spf2

のようにSPFレコードがわかるので、コピペしておく。
※「xxx.xxx.xxx.xxx」部分は、入力したドメインにより異なります。
なお、SPFレコードの書式に問題がないことも確認する。
(SPF record passed validateionの部分があればOK)

(3)
spf3

のIPには
https://www.cman.jp/network/support/ip.html

ip
[グローバルIPアドレス または ドメイン]に
ご自身の利用されているVPS-NEOのドメインを入れて管理情報照会実行ボタンを押すと、
IPアドレスが表示されるので、このIP情報を利用する。

SPF Recordのところには、(2)でコピペしたSPFレコードを使う。

Mail From Addressのところには、発行者のメルアドとして利用する(している)メルアドを入力する。
※この発行者メルアドは、VPS-NEOと同一のドメインである必要があります。

「Test SPF record」ボタンを押し、

spf4
のような「PASS sender SPF authorized」が表示されればOK。

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DKIMのチェック方法
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VPS-NEOでテスト用のメルマガを1つ、新規作成してください。

「メルマガ作成」の「メール作成」でテストに利用する
メルマガを作成します。タイトルや本文は適当でOKです。

ページ下部の「次へ」を押します。
確認ページが表示されます。このページの「テスト配信」を押します。

「テスト配信先」に「dkim-verify@dkim.jp」を入力して
「テスト送信」ボタンを押します。
しばらくするとメルマガ発行者のメルアドにチェック結果のメールが来ます。

1030

届いたメールを確認し、

[DKIM VERIFY RESULT]
[DKIM VERIFY DETAILED RESULT]

pass

となっていればOKです。

!!ご注意!!
dkim-verify@dkim.jp はdkim.jpが提供するチェック用のメルアドです。
ページを確認の上、節度ある利用をお願いします。

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SPF、DKIM、DMARCを一緒にチェックする方法
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gmailやyahooメールにメルアドを持っている場合、以下の方法で確認できます。

VPS-NEOでテスト用のメルマガを1つ、新規作成してください。

「メルマガ作成」の「メール作成」でテストに利用する
メルマガを作成します。タイトルや本文は適当でOKです。

ページ下部の「次へ」を押します。
確認ページが表示されます。このページの「テスト配信」を押します。

「テスト配信先」に「gmailやyahooメールのメルアド」を入力して
「テスト送信」ボタンを押します。
しばらくすると入力したメルアドにメールが来ます。

Gmailでの確認方法
1030-2

届いたメールをクリックして開き、メール画面左上の[▼その他]をクリックし、
その中の「メッセージのソースを表示」をクリックします。

1030-3

表示されたソースの中に

spf=pass
dkim=pass
dmarc=pass

と記載されていればOKです。

Yahooメールでの確認方法

1030-4

届いたメールをクリックして開き、メール画面左上の[詳細ヘッダー]をクリックします。

1030-5

表示された詳細ヘッダーの中に

spf=pass
dkim=pass
dmarc=pass

と記載されていればOKです。


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